<ホスト在住型民泊>英語対応可
敷地面積1万㎡、母屋400㎡の広々とした伝統的日本建築の住居を再生し、2025年4月1日、地域初の民泊施設としてオープンしました。大阪、京都、兵庫の三県境に広がる山間部にあり、便利さこそありませんが、四季折々の美しい自然、昔ながらの日本の暮らし、動物との共存といった、都会では得ることができない大切なものが残っています。畑で採れた新鮮な野菜、生産者から直接仕入れたフレッシュな鶏肉を使った水炊き、丹波牛を使ったすき焼きなど、こだわりの日本料理をご用意しております。近隣には、日本一長いつり橋やバンジーを備えたいばきたパークがオープンしました。
自然と共に生きる暮らし、本物の田舎暮らしを体験する宿「Villa璃都りーと」で、穏やかなひとときをお過ごしください。
地元、見山公民館の入口に「大植翁頌徳碑」の石碑が堂々と立っています。かつて大植啓治(1882-1942)という功績者がおられました。全国に先駆けて国民健康保険組合を創設し、戦後、寄生虫を撲滅するために改良便所をこの地に導入し、話し合いによる自治の基礎を築いた人物です。「Villa璃都りーと」は、この大植啓治翁の住まいであった場所です。娘婿である元リコーの社長様が後を継がれ、その後、建物は木にこだわった美しい伝統的日本建築の家に改築されています。
自然の中で暮らすことは決して容易ではありません。しかし、なんらかに魅了され、その覚悟を持った人々が、ここ里山に暮らしています。不便の中にある本当の豊かさについて考えるきっかけとなる滞在を提供できれば幸いです。
大植啓治翁の紹介書籍と大植啓治翁の帽子
所有する裏山から自然に流れ出る水が人工池に溜まり、その下の畑に流れる仕組みになっています。 畑の設計(植える時期や場所)は大事です。日射や水はけ、連作障害を考えて設計します。例えば、池に近い所には、湿地でも育つニンジン、大根、パクチー、きゅうりなどを植え、離れた所には、乾燥気味が良い野菜ピーマン類を植え、西側は陰るのが早いので、イモ類、大葉やネギを植えるという具合です。作物は種まき、植え付けから3か月~1年育てようやく収穫できます。虫や病気にやられていないか常に観察し、大事に育てます。「Villa璃都りーと」では、作物をすべて無農薬で育てています。茨木農協の売り場「みしま館」にも出荷させていただいております。
採れたてのおいしさは格別で、重労働が報われた喜びに笑みがあふれます。
日本には、心と体は不可分とする「心身一如」、心と体の調和を保ち、本来の「生きる力」を養う「未病」の教えがあります。
2025年4月1日、心身一如の考えを軸に、健康と幸福、自然と共に生きることについて模索しながら、民泊をオープンすることとしました。
「すべての人に居場所を」がコンセプトです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
GOZU10 代表 杉林 瑞穂
1994年ガーナ赴任時に小学校へ訪問した際の写真
Villa璃都りーと
〒568-0086 大阪府茨木市上音羽2-1
無料駐車場あり(シャッター付車庫、露天)10台まで可